「萌え出づ」、「萌え立つ」、
「萌え渡る」、「若草萌ゆる」
等の派生表現もある。
それぞれの意味は「植物が芽吹く」、「草木の芽がいっせいに出る」、
「一面に芽が出る」である。
また萌黄色(もえぎいろ、
萌葱色とも書く)と呼ばれる色は、葱(ネギ)の芽が出た時に見られる薄青と緑の中間色のことを指す。
言い換えれば薄い緑に近い色である。
人名にも「萌」の字が用いられることがあるが、
この場合の意味はこの古典的用法としての「萌え」であり、
現代的なスラングとしての「萌え」の意味ではない(但し、
オタク向けのアニメやゲーム等の登場人物の場合はこの限りではない)。
なお、現代日本語ではこれに由来するモヤシ(萌やし)など一部の成語や雅語、
東北の農村の一部でイネの種(種籾)を発芽させることを「萌やす」ということなど除いて、
この用法ではほとんど使われていない。
しっとるけ~の
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